沖縄の人々を先住民族として認めるようにと国連が勧告
沖縄の人で先住民族として意識あるのかないのかというと、個人的な感触では半々くらいでしょうか。
両親の片方が本土の方だと「OO県と沖縄のハーフ」という表現も普通に使われるし、沖縄の人は本土の人とは別の民族という意識は多少なりともあると思います。
しかし、常に沖縄民族として考えているわけでもなく、「日本人」という表現を使うことももちろんあります。
自分たちの都合で「日本人」と表現したり「ウチナンチュー」と表現している感じです。
二〇〇七年に国連総会で採択された先住民族の権利に関する国際連合宣言(UNDRIP。以下「国連先住民族権利宣言」という。)を沖縄にも適用すべきだと主張し、日本政府が沖縄の人々を先住民族として認めるよう訴えた。
先住民族の権利と沖縄の現状に関する質問主意書
上記のように2007年から国連で、日本は沖縄の人々を「先住民族」として認めるよう勧告がだされています。
日本政府は、当勧告には応じず撤廃するよう国連に求めています。
国連の自由権規約委員会による日本の人権状況に関する報告書
国連の自由権規約委員会による報告書は以下のような事が書かれているそうです。
自由権規約委員会の報告書は「(政府は)琉球先住民族のコミュニティーやその権利を認めず、沖縄の人々が自由で十分な事前の情報に基づいて自身に影響を与える政策に参加できる状況をつくっていない」と懸念を示した。また「抗議やデモに対する過剰な制約や、沖縄で抗議行動をする人たちの不当逮捕があるという報告を受け、懸念している」とも記した。
国連自由権規約委員会「沖縄の人々を先住民族と位置付け権利保障を」 日本の人権状況で勧告 ヘイトスピーチ対策も求める
どういう人達が国連に訴えたのかが見えてくる
上記の報告書を見る限り、事実無根の報告が国連に上がっている事がわかります。そして、上記のような主張をしている人たちもどういう活動をしている人たちなのかもわかった気がします。
豊見城市議会 「先住民族」撤回を求める陳情に賛成多数
今回、豊見城市議会にて「沖縄の人々を先住民族とする国連勧告の撤回を求める意見書の採択を求める陳情」を賛成多数(賛成9、反対7、退席4)で採択しました。
退席が4もあることにびっくりですが、賛成多数で撤回を求める事が決まりました。
勧告撤回を求める意見書はこれまでに豊見城市、石垣市、宜野湾市、本部町の議会で可決しています。
西原町議会は不採択
一方、西原町議会は3月の定例会最終本会議で「沖縄の人々を先住民族とする国連勧告の撤回を求める決議を求める陳情」を反対多数(反対9、賛成8、退席1)で不採択となりました。
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