沖縄電力が、令和5年4月からの電気料金の値上げを国に申請しました。一般的なモデルで約4割の値上げだそうです。
沖縄電力は、他電力会社と比べLNGでの発電割合は低く、石炭を燃料とした発電の割合が非常に高いです。
ウクライナとロシアの戦争でLNG価格は高騰しているのですが石炭の価格はもっと上がっているという状態。
その状態なので他地域の電力会社とくらべても一番の値上げ幅になったわけです。
この手のニュースを読んでいて、「電気料金」とは何を指しているんだろう・・と迷う。
普段支払っている電気代と言われるものは、
(利用料金)+(燃料費調整額)+(再生可能エネルギー発電促進賦課金)
と色々加算されている。
燃料費調整額は、ここ数ヶ月で上限が撤廃され青天井。
このままLNGや石炭の価格が上昇したら燃料調整費も青天井に上がっていくことになります。
利用料金が4割値上げになって、それプラス燃料調整費も青天井で上がっていくということだと、4割アップどころの話じゃなくなるんだけど、どういうことなんだろう。
今回の値上げ申請で沖縄電力の人件費や役員報酬を含めた経費の削減も発表されています。この申請が通り値上げされた後、その削減された経費がどうなるかは・・きっと想像通りの展開になると思います。
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