沖縄北部の屋外にいるネコ、10年間でゼロへ

沖縄県北部が世界自然遺産に登録されました。それに伴いやんばるに生息する希少種を保全するために、沖縄県・国頭村・大宜味村・東村・環境省沖縄奄美自然環境事業所の5者が2023年度から10年間で、やんばる3村の森林や屋外にいる猫を0匹にする方針をたてました。

ヤンバルクイナやオキナワトゲネズミなどの希少種を野良猫や屋外の猫が捕食していることからの対策です。

野良猫・野猫・飼い猫の判断が厳しいことから屋外の猫はすべて捕獲するそうです。

やんばるの屋外にいる猫は一体何匹ほどを想定しているのでしょうか。先日、沖縄最大の猫保護団体が経営悪化し存続の危機というニュースがありました。

捕獲した猫は誰が責任を持って飼育するのでしょう?

また、やんばるに限らず外の猫はネズミなどを捕食します。そして、それが原因でレプトスピラ症などの人間にも感染する可能性のある感染症に感染している可能性があります。

ハッキリ言って、猫をいくら捕獲しようと野良猫へ餌やりする人間や、ペット猫を捨てる人間がいなくならない限りこの問題は解決しません。

このような無責任な行動をする人間への明確な罰則を決めることが、不幸な猫を増やさない一番の手だと思います。

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