沖縄県庁からPFOS流出 沖縄県は隠蔽か?当問題の議会中に飲酒まで!

沖縄県庁からPFOS流出

人体に有害とされるPFOSを含んだ泡消火剤が沖縄県庁の地下駐車場から敷地外に漏出したことが複数の関係者への取材で明らかになりました。

泡消火剤を処理するために地下駐車場内に一時保管していたタンクを今月確認したところ水位が下がっていたとのことです。

漏出したPFOSを含んだ泡消火剤は県庁近くを流れる久茂地川に流れた可能性があります。久茂地川を検査したところPFOSが検出されたとのことです。

2023年6月18日消火設備の誤動作発生し配管内に残留していたPFASが地下2階の湧水槽に流れ込む
2023年9月12日PFASを含んだ湧水槽を確認したところ槽内の水位が低下していることを確認
(PFASを含んだ水が建物外へ流出したことを認識)
2023年9月26日メディアによる取材により明るみになる
2023年9月27日PFASを含んだ水が流出したことを発表

沖縄県は9月12日には県庁外にPFASが流出したことを認識していたにも関わらず2週間以上経過しメディアの取材によって明るみになってから仕方なく事実を発表しています。隠蔽と思われても仕方がない対応をしています。

2020年4月に米軍の普天間飛行場からPFOSを含む泡消火剤が漏出した際、沖縄県は「県民にとって大きな不安を与えるものであり、決してあってはならず、大変遺憾だ」と米軍を激しく非難しました。

2021年6月にうるま市の米軍貯油施設からPFOSを含む汚水が漏出した事故の際は、事故派生から1日遅れで通報した米軍を「危機管理の観点から通報体制は不十分であったと言わざるをえない」と通報の遅れを非難しました。

米軍には1日遅れで通報したことを激しく非難したにも関わらず、自分たちは2週間以上経過してから、しかもメディアの取材で明るみになってからの発表です。

見事なブーメランです。

PFOS流出問題の県議会中に飲酒

メディアにより26日沖縄県庁建物からPFOSが流出した問題について県議会で野党議員が玉城デニー知事に質問をしていました。

その際、与党会派である「おきなわ南風」の会派室にて飲酒を伴う宴会が開かれていたとのこと。

議会中、しかもPFOS流出の問題を取り扱っている議会中に飲酒です。

この件に対して、同会派の平良昭一会派長は「議員以外に2人の職員がいて、その方が飲んだ。」と説明しています。

沖縄県庁職員が、議会中に与党会派室で飲酒をするものでしょうか?

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

TOP