今週も沖縄のマリンレジャー業者によるツアーやマリンアクティビティでの事故が多発です。
シュノーケリングツアー参加の女性意識不明の重体
ダイビングツアー参加の女性意識不明
2023年6月10日13:40頃、沖縄県石垣市川平の平離島から北東300mほどの沖合で「ダイビング客1名が体調不良で緊急浮上し意識不明になった」とダイビング船から118番通報がありました。
ダイビングツアーに参加していた長野県の女性は、海中でタンクの容量が無いと隣の人に合図し一緒に浮上しました。
浮上後、船上で意識不明の状態となりました。
宮古島 フライボード中、高さ5mから落下し水上バイクに激突
2023年6月15日正午ごろ、京都志摩市のパイナガマビーチでフライボードと言われるマリンアクティビティをしていた東京都の男性が、アクティビティ中に高さ5mから落下しフライボードとホースで繋がれている水上バイクに激突しました。
男性は右腕や右肋骨を骨折する重症を負いました。
沖縄県警 マリンレジャー業者への安全指導強化
2023年6月14日、沖縄県警はマリンレジャー業者への安全指導を強化するため、立ち入り操作を専門に行うチームを結成しました。
このチームは、マリンレジャー業者に立入検査を行って、業者が客に対し、体調に問題がないか・飲酒をしていないかなどをきちんと確認しているか、安全に指導を徹底しているかを調べます。
マリンレジャー業者は事故件数を公表すべき
毎年マリンレジャー業者のツアーなどで沢山の事故・事件が起きています。
事件・事故が起きた時にはニュースになるのですが、その後がニュースになることは全くと言っていいほどありません。
もちろん客の体調が急変したなどが原因の事故があると思います。
しかし、「天気が悪い予報がすでに出ていた」「安全確認・対策が不十分なのでは?」「波が高い予報が出ていた」などなど、業者の判断ミスなのでは?と考えられる事故・事件がほとんどです。
マリンレジャー業者には、サイトなどの宣伝には必ず事故・事件件数を自ら公表する義務を追わせてはどうでしょう?
観光客を含めた客側は、業者の信頼性などは全く分からずに依頼しているのが現状です。
海でのアクティビティは、一歩間違えると大怪我や死に繋がります。自浄作用が働いていない業界なので信用できない業者も多いです。
そういった判断が出来るような基準が欲しいものです。
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